イタリア・カンパーニア州知事「卒業パーティー?我々は火炎放射器を持たせて軍警察を送り込みましょう」

カンパーニア州のヴィンチェンソ・デルーカ知事は、イタリアでの新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ、店舗などの閉鎖処置がとられ自宅待機の要請があった後も一部の若者が事態の重大さを理解していないことへの苦言として、独特の言い回しで、皮肉を込めたビデオメッセージを公開した。

“C’è una stagione in cui avremo centinaia di ragazzi che si laureano. Mi arrivano notizie secondo cui qualcuno vorrebbe organizzare la festa di laurea. Manderemo i carabinieri con il lanciafiamme. Ma quale festa di laurea?”
「大学の卒業式のシーズンがやってきましたが、このところ、卒業パーティーがしたい、なんて言っている若者がいるらしいという話を耳にします。我々は、火炎放射器を持たせて、軍警察を送り込んであげましょう。」

メッセージはその後、こう続けられている。

「10日前に起きたことを思い出してみてください。店舗の封鎖を発動した後にも関わらず、多くの若者がナイトライフを楽しんでいたようです。楽しく、体を寄せ合って、同じグラスで飲んだりしたようですね。」

「【明日に確実なものなんてないのだから、愉快でいたければ愉しめばいい※】という教えに従って、愉快だったでしょうね。よくやってくれました。」
(【※】個所は、古典のバッカスの歌を引用されている部分です。)

「10日前、「愉快に」楽しんだ彼らは、今「愉快に」病院にいます。親・祖父母まで、「愉快」に病院送りにしたうえで。」

強烈なインパクトを残しイタリア中に拡散されたこのメッセージ。年度末に様々なイベントを自粛している我々日本人にとっても、我慢や努力が無駄ではないことを示すものとして、ぜひ多くの方にご覧いただきたい。

(JIEF/DIRE)